気になる!世界から見た日本人のITリテラシーはどれくらい?
「ITリテラシー」とは?
「ITリテラシー」という言葉をよく耳にするようになりました。これは「自分の目的に合わせてIT(=情報技術)を活用できる能力」のことです。ここでいう能力とは、単にコンピュータなどの操作技術に留まりません。情報リテラシーやネットリテラシーなど、今や多岐にわたっています。
ITリテラシーの重要な能力の一つは、必要なときに正確な情報を迅速に得られることです。インターネットで得られるたくさんの情報の中には事実もあれば、そうでないものもあります。毎日大量の情報に接する中で、何が本当のことで何が必要な情報なのかを見極める力が大切になります。
また情報を扱う上では、セキュリティ事故を防ぐ能力も重要です。不用意に情報が漏洩することのないよう、パソコンやメールを利用する際のパスワードやUSBなどの取り扱いに注意が必要です。
そしてSNSを利用する際の基本ルールやマナーを守ることも、ITを活用する際には大切です。不特定多数の人が閲覧できる環境では適切な言葉を選ぶことや、家族や友人の写真を勝手にアップロードしないなど、いわゆる“炎上”につながることを避ける能力もITリテラシーの一つです。
パソコンやインターネットを子供に利用させる場合は、紹介しましたようなITリテラシーについても説明しておく必要があるでしょう。