これからは様々な分野にテクノロジーが関わってきます
いたるところにテクノロジーがある未来
テクノロジーと聞くと、モノづくりのエンジニアが駆使するものといったイメージがありますが、現在の日本の社会はテクノロジーなくして成り立たないほど身近なものになっています。安心して水道の水を飲めるのも電車がほぼ時刻表通りに動いているのも、すべてはテクノロジーのお陰です。今やテクノロジーあるいはITは私たちの暮らしに欠かせないインフラと言えるでしょう。
昔のアニメで夢の世界として描かれていた未来は、10年後には現実のものとなりました。
現時点でも数年前までは考えられないような技術の進歩により、私たちの暮らしは大きく変わろうとしています。例えばスマホで遠隔操作できるエアコンや照明は、すでに使っている人もいるでしょう。車の完全自動運転機能は、数年後には実現するとも言われています。
意外なところでは農業分野のIT化が進んでいるようです。例えばビニールハウスの気温や湿度、照度などを見える化し、離れたところにいても農作物の育成環境を遠隔管理できるシステムが実用化されています。また生産者、流通、加工、小売など農業に関わるすべての人が栽培計画や生産工程情報を共有できるシステムも販売されているようです。今まで効率化が難しいと言われていた分野でも、テクノロジーを導入することで作業効率をアップしているのです。
これからの社会では、ますますテクノロジーが与える影響は強くなっていくでしょう。10年後には、今の私たちには想像もできない未来が待っているかもしれません。