最近話題の子供向けプログラミングアイテムについて詳しく解説しています。
  1. 最近話題の子供向けプログラミングアイテム

最近話題子供向けプログラミングアイテム

文部科学省提供の子供向けプログラミング「プログラミン」とは?

「プログラミン」は、文部科学省が提供している簡単で楽しい子ども向けプログラミングの無料オンラインツールです。ソフトウェアをインストールする必要もなく、ブラウザさえあればスタート出来ます。

文部科学省提供の子供向けプログラミング「プログラミン」とは?

出典:文部科学省 プログラミン

プログラミンの特徴は、文字でプログラムを組むのではなく絵を組み合わせてプログラムを組むことです。キャラクターのプログラミンが可愛く音も鳴るので、ゲームをしているような感覚でプログラミングに取り組めるようになっています。対象年齢は小学校高学年~中学生とされているようですが、小学校低学年でもマウスの操作さえできれば使いこなせそうです。

改善されるといいなと思うところは、ログイン情報を保存することができないことです。毎回ひらがなのパスワードを入力しなければならないのは少し面倒に感じます。ただ、子供がログインという作業を学んでいくための作業としてはいいのかもしれません。

もうひとつ気になるのは、下から上にプログラムが実行されることです。ほとんどのプログラムがその逆で上から下に実行されるため、プログラミンに慣れてしまうと他のプログラムに少し違和感を感じる子もいるのではないかなと思います。

ただ、プログラミンは簡単で無料というだけでなく可愛くて面白いので、興味が移り変わりやすい低年齢の子供が家族と一緒に初めてプログラミングに挑戦するツールにはぴったりだと思います。また、プログラミンに出来ることはScratchでも出来るので、小学校低学年頃からプログラミンを始めてみてScratchに移行していくのもいいかもしれません。

プログラミング知育玩具「Sphero SPRK+」とは?

知育玩具としても、初めてのプログラミング学習としても楽しい「色や動きをプログラミングで制御できるスフィロのボール型ロボット(SPRK+)」は、全世界で12,000校以上の学校に取り入れられています。SPRKは「School・Parents・Robots・Kids」の頭文字で、学校や家庭で協力して子どもの科学技術系の知識を養う教育用として開発されました。

プログラミング知育玩具「Sphero SPRK+」とは?

出典:Sphero SPRK+

SPRK+は透明なので、自分が作ったプログラムによる内部の動きや反応を見ることができます。「中を見てみたい!」という子供の欲求を満たしてくれるため、プログラミングに対する関心を高め維持するのにぴったりです。SPRK+を動かすには、「Sphero Edu」というアプリを検索してダウンロードするだけで自動的にボールと接続されるので簡単に始められます。まず、ラジコンのように動かしてみましょう。慣れてきたら、ボールを動かして迷路をクリアさせたり、スマホやタブレットでプログラミングに挑戦したりと様々な楽しみ方が出来ます。

本体の価格は2018年2月現在16,800円(税別)と少し高めですが、年齢や性別に関係なく遊びながら学べるので兄弟や姉妹で1台を共有するのもいいですね。

子供向けサイエンス&プログラミング教材
「LEGO Education WeDo 2.0」とは?

「LEGO Education WeDo 2.0」は、コーディングとロボティクスの基礎をレゴのブロックと専用アプリを使って楽しみながら学べるセットです。発売当初、レゴの教育用セットは教育機関しか購入出来なかったのですが、2016年6月に発売された「WeDo 2.0」は一般ユーザーも購入可能になり、大人も夢中になるほど魅力的なロボットプログラミング素材です。

子供向けサイエンス&プログラミング教材「LEGO Education WeDo 2.0」とは?

出典:Afrel

基本セットには、ソフトウェアと280ピースのブロック、電池で駆動するパワーモーター、動きを感知するモーションセンサー、傾きを感知するチルトセンサー、スマートハブなどのパーツが含まれています。ソフトウェアのアイコンをドラッグ、ドロップするとプログラミングでき、構築したプログラミングを付属のブロックで組み立てたロボットに送信すると操作が出来るようになります。

レゴのパーツが入っていても何を作ったらいいのかわからない人にとって有り難いのは、アプリが助けてくれることです。LEGO Education WeDo 2.0のアプリをダウンロードすると、チュートリアルを含め17種類の課題やマニュアルが用意されています。例えば「カエルの一生」という課題ならオタマジャクシから成体のカエルへと順に組み立てていき、それぞれの成体を比較することが出来るようになっています。最初はその通りに進めていけばレゴに慣れていない親子でも楽しめますね。

気になる基本セットの価格は24,000円(税別)とレゴのセットとしては高めですが、よく知られているレゴのマインドストームよりも低年齢から楽しめるようになっていますので長い期間遊びながら学べる知育玩具だと言えます。

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