ロボットプログラミング学習とは?
  1. 機械やブロック好きな子供には「ロボットプログラミング学習」がおすすめ

機械やブロック好きの子供には
「ロボットプログラミング学習」がおすすめ

ロボットプログラミングとは?

ロボットプログラミングとは?

子供がプログラミングを習得する方法の一つとして、ITを活用したモノづくり「ロボットプログラミング」が人気です。ロボットプログラミングにはロボットを作るところから始めるものと、既製のロボットを使ってプログラミングを学習するものの2種類があります。

自分で組み立てるロボットプログラミングはブロックを使ったものが多く、それにモーターやLED、スイッチなどの電子パーツ、そして電子パーツを制御するためのプログラムを組み合わせてロボットを動かします。有名なものではArtec社のRobotistやレゴ社のマインドストームEV3などがあり、どちらもブロックなので好きな形にすることができます。

電子パーツは差し込むだけで簡単に接続することができるので、小さな子供にも安全です。プログラミングには、Scratchなどのビジュアルプログラミング言語を使用するものがほとんどなので、初学者でも始めやすいカリキュラムがほとんどです。モノづくりが好きな子供には、自分でロボットを組み立てて制御するタイプのロボットプログラミングがおすすめです。

ロボットプログラミングではどんなチカラが身に付くの?

ロボットプログラミングではどんなチカラが身に付くの?

ロボットプログラミングでは2020年から実施される「小学校でのプログラミング教育必修化」導入の土台となる「21世紀型スキル」を身に付けることができます。「21世紀型スキル」とは、今後子供たちが社会で生きて行く上で必要になる「基礎力」「思考力」「実践力」の総称です。

具体的には、「基礎力」とは子供たちはテキストを読みながらロボットの組み立て方を読み解く言語スキルや情報スキルを指します。「思考力」とはブロックとプログラミングの組み合わせでオリジナルのロボットを作り上げる創造力や、ロボットが思い通りに動かないときの問題解決能力などのことです。そして「実践力」とはトライアンドエラーを繰り返しながら目的を達成させる行動力です。子供たちはロボットプログラミングを通じて手と頭を働かせることで、総合的な能力を伸ばしていくことができます。

特に、未就学児や小学校低学年の子どもたちにとって、ロボットを組み立てることは、小さい頃から慣れ親しんだ「ブロック遊び」や「パズル遊び」などと同じような感覚で遊びのひとつのように楽しむことができるため、子どもが苦手意識を抱くことなく飽きずにプログラミング学習を続けられるというのも大きな魅力のひとつです。

またコンピュータの世界では2次元的なものが多くなりがちですが、立体的なブロックを使用することで空間認知能力や物事を多面的にとらえる力が付きそうです。そしてロボットプログラミングでは、モノとインターネットが連動して働くIoTの基礎に慣れ親しむチャンスでもあります。

ロボットプログラミングはどんな分野に活かせるの?

ロボットプログラミングの学習は、将来様々な分野に活かすことができます。ここでは、ロボットプログラミングを活かすことができる分野についてご紹介いたします。

  1. ロボット制作 プログラミングによって、ロボットが様々な機械装置の運転・操作を自動的に行う仕組みを作る仕事です。「オートメーションシステム」などと呼ばれることもあります。有名なのものに「pepper君」や、精密な作業をする手術用医療機器などが挙げられます。とても人気の分野ですが、難易度はやや高めで、プログラミングの他に機械工学系の知識が必要になります。
  2. 制御システム開発 制御システムとは、エアコンやテレビ、携帯電話といった家電や工業用ロボットや自動車に関連するプログラミングで、たとえば「停止」「実行」といった、工業製品を動かすためのプログラムを組むという仕事です。有名なのものに、最近普及が進んでいるIoTが挙げられます。IoTの発展は今後ますます急速に進んでいくことが予想されており、IoT関連の技術者需要も急増すると言われています。これからますます求められる分野のスキルと言えそうです。
  3. 人工知能ツール 人工知能ツールは、文字通り「人工的な知能を持ったツールの開発」です。有名なものに「Hey Siri」「OK Google」といったパーソナルアシスタントやチャットボット機能、監視カメラの映像分析、顔認証システムなどが挙げられます。画像の認識、運動の習熟、言葉の意味理解などを得意とする人工知能は、電化製品や自動車など、あらゆる製品に幅広く応用できるため、期待値の高い業界です。

ロボットプログラミング教室とプログラミング教室の比較

ロボットプログラミング教室もプログラミング教室も、子供がプログラミングを通じて考える力や行動力を育むという意味ではどちらも同じです。では子供にとってどちらがいいのでしょうか。それぞれの共通点や違いについて比較して見ました。

子供でも分かりやすいビジュアルプログラミング言語を使用して、コンピュータに命令する方法を覚えるという点は同じです。そしてどちらもオリジナルテキストを使用して、それぞれの子供の進捗度に合わせた指導をしてくれるところが多いようです。

2つの教室の大きな違いは、プログラミングを通して「何をするか」という目的と「どんなツールを使うか」という手段です。ロボットプログラミング教室では、まずロボットがありきです。手に触れることができるモノを制作し、ロボットを動かすための手段としてプログラミングを学びます。それに対してプログラミング教室では最終的にはアニメやゲームを制作しますが、プログラミングのしくみそのものを学ぶのが目的と言ってもいいかもしれません。

そしてそれぞれ使用するプログラミング言語に、若干の違いがあります。ロボットプログラミングでは、それぞれのロボットキットに対応した専用の言語やソフトを使用します。そこから発展させて本格的なプログラムを覚えるときには、Arduino、C言語などを学習することが多いようです。一方でプログラミング教室では、Scratchなどで学習します。タイピングに慣れプログラミングがわかってくると、UnityやJavaなどを覚えて本格的なスマートフォンアプリ制作に挑戦していくようです。

教室選びの際には子供がプログラミングを通して何がやりたいのか、また将来的にどんなプログラミング言語学習をしていきたいのかを考慮して決めるといいでしょう。

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